2階建て住宅
建築地は古い住宅街にあり、古屋付で購入された敷地の建て替え計画で、住宅街ということもあり法規制も厳しい為、お客様の希望する趣味のスペースを確保するために地下室を設け、容積率の緩和による床面積の確保を行いました。
その地下にはご主人の趣味であるゴルフのシュミレーションスペースがあり、併設してご家族が一緒に楽しむことができるトレーニングスペースやボルダリングパネルを設けた壁を設置し、遮音性の高い3mの天井高さのある大空間を確保しました。
住宅街であることから周囲からの視線を気にされ、隣地境界に高い外構の塀と壁面後退いっぱいに構造体の梁を設けることで南側からの視線を立体的に遮断しつつ奥行きのある外構とし、プパイバシーを確保した中庭に面してガラス張りの開放的なLDKの大空間を設け、その空間に邪魔になるTVは置かず、昼間でも視聴可能な輝度の高いプロジェクターと天井埋込みの電動スクリーンによるスッキリした空間を提案しました。
2階はプライベートスペースとし、浴室から見ることができる壁に囲まれたバルコニーや目隠しのルーバーによりプライバシーの確保された空間を提案しています。
外観については、杉板の型枠によるコンクリート打ち放しをアクセントとしたモノトーンのスッキリとした外観を提案し、外部からの視線を気にすることなく生活できるように、道路からは窓のない閉鎖的な建物としています。
円筒の形状である駐車・ホールを中心として、北側にはアプローチや駐車場、南側には吹き抜けのあるリビング、ダイニングを配置し、それぞれの空間が広がってひることをそのまま外観にも表すように、化粧コンクリート打ち放しをベースに、アクセントとして表情のあるタイルを採用しています。
また、敷地高低差に合わせて45センチの床レベル差がありますが、玄関からリビング側への緩やかなアールのステップとすることで空間に変化をもたらしています。
リビングは象徴的な石張りの壁柱を中心とした吹き抜け空間となっており、吹き抜けに面する2F廊下をガラス手すりとすることで、より上下階の一体感を演出しています。
1階が歯科診療所、2階が事務所兼休憩室となった2階建てRC医院建築。
外観はコンクリート打ち放しのシンプルなシルエットに杉板型枠による木目模様の打ち放し壁がアクセントになっています。
雨の日に通院される患者様の自転車が濡れないよう大きな庇を設けています。
院内はコンクリートの素材感は出さず、木質素材をメインに温かい色調とオフホワイト色の床材で清潔感のある診療所となるような提案いたしました。
また、待合室にはお子さんが退屈しないよう遊べるチャイルドコーナーも設置しました。
診療室は2つのブースで構成され、ゆったりと閉塞感のない広さで治療ができるよう設計配慮されています。スペースを必要とする医療機材のサイズを割り出し、患者様がストレスを感じない広さを確保しています。
道路面の高低差のある擁壁部分にビルトインガレージと玄関を配置した地下部分と、
リビング&ダイニングや和室を設けた1階、寝室や吹抜廊下からなる2階部から構成されたRC住宅です。
コンクリート打ち放しの外観からは、光を取り込む小窓以外に開口部を設けずプライバシー性を重視した設計となっています。
一転して死角となる南面に位置する中庭に面する外観の開口部分の面積を広く取り、室内への光と風の導線を確保しています。
またガラスブロックを利用し、やわらかな日差しを積極的に取り込み常時明るい室内空間を生み出しています。
リビング部は2階まで吹き抜けとなった開放的な大空間で、2階のガラス張り廊下からも一望できます。