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  • 【JPホームの特長2】どの工法より丈夫で長持ち

住宅の平均寿命は日本で約30年といわれています。使い捨ての時代から資源を有効に活用しなくてはならないエコロジー化が進む中、住宅の耐久性も見直さなければなりません。RC造の構造耐久年数は、約130年(※1)。法定耐用年数でみても47年(※2)と他の工法のうち最も長い年数に指定されています。近年住宅も良質な資本として見直されているストック住宅としてRC住宅は高い評価を得ています。
JPホームのRC住宅は、床・壁・天井全てを鉄筋コンクリートで一体化した空間構成された「壁式工法」で造られています。そして、基礎とも一体化されたこの工法は、地震の揺れにも変形しにくい高い耐震性を誇るほか、180mmの壁厚が1000℃の熱にも2時間耐える耐火性能を備えています。その他、台風の強風にも耐えることのできる性能から近年自然災害が頻繁に発生する日本に適した住まいといえるのです。このことからRC住宅は災害が起こっても非常に壊れにくく世代を超え、家族を守り続けることのできる住宅として注目を集めています。
住宅は、家族構成により時と共に変化していきます。頑丈な本体を建て、中はその変化に対応、何代も住み継がれていく家。これこそが無駄のない真の「エコ住宅」と言えるのではないでしょうか。「スケルトン&インフィル」のサスティナブル住宅それが、鉄筋コンクリート住宅の真骨頂です。

※1日本建築学会が定めるコンクリート工事標準仕様書に基づいて算出
※2「資産の種類」「構造」「用途」別に耐用年数を詳細に定め、画一的に扱うこととしている税法で規定される年数

建物をしっかりと支える役目を担っている大切な構造が基礎です。

基礎は工業化が進む住宅の中で現場施工性が高く、高度な技術が要求される工程です。現場施工の場所打ち鉄筋コンクリート造の高い技術力を誇る鉄筋コンクリート住宅のJPホームにとっては、通常の施工の一環でしかありません。基礎は一般的には、独立基礎、布基礎、ベタ基礎に大きく分類されます。同じ重さの建物を支える場合は、基礎の面積が大きく、荷重を広い範囲に分散して受け止めることができる、ベタ基礎の方がより安心できる基礎といえるでしょう。鉄筋コンクリート住宅のJPホームの基礎はベタ基礎よりさらに強靱な、建物と一体となった「TFB工法」(高松フラットベース工法)によるオリジナル基礎を採用しています。
布基礎やベタ基礎では、床組みが必要となってきます。それに対して、鉄筋コンクリート住宅のJPホームが採用しているTFB工法の場合は、鉄筋コンクリートの耐圧盤があるため床組みが不必要です。長年住んでも床のきしみが起こることもなく、床下に換気口を設けたり、床下の湿気対策を施す必要もありません。

種類 形状 特徴
TFB工法 建物と一体となったJPホーム基礎 建物と一体となったTFB工法によるオリジナル基礎は耐圧盤があるため床組が不要で、床の浮きなどがなく、換気口や床下の防湿処理が不必要。そのため、掘削工程・床下工程などが省略でき、工期・コストの両面にわたって低減できます。
ベタ基礎 建物の床面積全面をコンクリートで覆った板状の基礎 布基礎に比べて住まいを支える面積は3~5倍。不同沈下しにくく、家屋への被害が低減できます。しかし床組が必要なため、掘削工事、換気口の設置、床下防湿工程などが必要になります。
布基礎 壁の長さ方向に連続した線上の基礎 住宅の基礎で最もポピュラーな基礎。断面形状は、上部からの荷重を分散するため逆T字型にして、底面を広くしています。床下の通風や湿気防止対策が不可欠であり、同時に床の断熱や防湿対策も必要になります。

通常の基礎では基礎の上に土台を積み、さらにその上に柱を連結させます。基礎と土台、土台と柱に継ぎ目が生じることから、アンカーボルトなどでしっかりと固定させる必要があります。鉄筋コンクリート住宅のJPホームの母体となる高松建設が独自で開発した「TFB工法」による基礎は、土台が不要ですから、基礎・土台・壁がすべて一体となった継ぎ目の無い建物が完成します。地耐力5tf/㎡、耐圧盤基礎厚は250mm(3階建専用住宅の場合300mm)で、一般的な布基礎と比較しても、鉄筋量は約8.2倍、コンクリート量は5.2倍と、大きく凌いでいます。これが鉄筋コンクリート住宅 JPホームの「オリジナル基礎」なのです。

驚異的な耐震性

RC造の魅力画像2 1995年(平成7年)1月17日の震度7(激震)を観測した阪神・淡路大震災は、淡路島北東・震源の深さ14kmの直下型大地震で、倒壊家屋20万棟という壮絶なものでした。この時の最大加速度は、神戸市中央区の南北818gal、東西617gal、上下332galという記録的な数値でした。 JPホームの母体の高松建設では、阪神・淡路大震災の2日後には阪神・淡路大震災調査委員会を組織し、当社施工物件の被害状況の調査を開始しました。その結果、阪神間の施工物件(集合住宅も含む)108件中107件は被害ゼロ。残る1件も外階段の一部が損傷しただけで、簡単な修復で安全評価となりました。JPホームでは、震災前からいち早く耐震設計・施工の研究に着手し、強靱な耐震性を誇る建築構造の施工を手がけてきました。その成果が被害を最小限にとどめることができたのです。 鉄筋コンクリート住宅のJPホームの鉄筋コンクリート造によるモデルプラン構造計算値の地震加速度は1,636gal。阪神・淡路大震災の2倍の加速度にも耐える堅牢さを誇っています。下の住宅構造別対応gal比較表をご覧下さい。各社が公表している耐震値です。
※gal(ガル)とは、地震の揺れの強さを表すのに用いる加速度の単位で、振動の激しさを表す数値として使われます。1galは、毎秒1cmの割合で速度が増える度合い(加速度)を示しています。例えば、自動車が発進する時に、ある速度に達するまでの時間が短ければ短いほど大きな加速度が加わります。急発進をすると座席に強く押し付けられるように感じるのはこの加速度の仕業です。地震が起こると、地面の揺れによって建物や人に加速度が働くのです。
鉄筋コンクリート造の住まいが、いかにすぐれた強度かがおわかりいただけると思います。 鉄筋コンクリート造がなぜこれほどまでに地震に強いかには理由があります。一つには、鉄筋コンクリート自身の単位面積当たりの比重の重さにあります。 鉄筋コンクリート(2階建て)の自重+積載荷重は3,200kg/㎡なのに対し、木造(2階建て)の場合は600kg/㎡で約5倍の重さを誇っています。 同じ力で押しても、重いお相撲さんはビクともしないのに、一般の人だと倒れてしまうのと同じ理屈です。
構造別自重(自重+積載荷重)の比較
構造 自重+積載荷重
(単位面積当たり)
木造2階建て 600kg/
鉄骨2階建て 750kg/
鉄筋コンクリート2階建
(JPホーム)
3,200kg/
震度の内容と対応gal
震度 内容 gal
0 人は揺れを感じない。  
1 屋内にいる人の一部がわずかな揺れを感じる。 0.8~2.5
2 屋内にいる人の多くが、揺れを感じる。眠っている人の一部が目を覚ます。 2.5~8
3 屋内にいる人のほとんどが揺れを感じる。恐怖感を覚える人もいる。 8~25
4 かなりの恐怖感があり、一部の人は身の安全を図ろうとする。
眠ってる人のほとんどが目を覚ます。
25~80
5(弱) 多くの人が身の安全を図ろうとする。一部の人は行動に支障を感じる。 80~140
5(強) 非常な恐怖を感じる。多くの人が行動に支障を感じる。 140~250
6(弱) 立っていることが困難になる。 250~450
6(強) 立っていることができず、はわないと動くことができない。 450~800
7 揺れにほんろうされ、自分の意志で行動できない。 800~

台風列島に最適な建物構造

日本は台風列島と呼ばれるように、毎年多くの台風が上陸し、大きな被害をもたらします。1934年9月「室戸台風(第一)」が日本に上陸。全国を縦断して多大な被害をもたらしました。建築基準法が定める耐風性能は、この室戸台風の風速61m/秒を基準に定められています。当社モデルプラン構造計算値による耐風性の限界値は風速210m/秒。室戸台風の3倍以上の台風にもビクともしない、驚異的な耐風性能を誇っています。 また、アメリカでは年間数100件の竜巻が発生していますが、日本でも思ったより多く発生しており、その風速は50m/秒以上と台風を凌ぐ破壊力を秘めたものがあります。台風の場合は気象情報がありますから、それなりの注意や準備が可能ですが、竜巻の場合は突然発生するため、避けることが困難のようです。JPホームならではの優れた耐風性能が、台風はもとより、急な竜巻の発生にも安心をお届けいたします。 鉄筋コンクリート住宅のJPホームが高い耐風性を誇っているのは、鉄筋コンクリートの単位面積当たりの比重の大きさにあります。重い材料は当然のことながら、風に飛ばされにくいわけです。ほとんどの住宅は、基礎と土台、土台と柱をアンカーボルトで接合していますから、万一の想像を絶する台風・竜巻などの発生で、接合部から飛ばされてしまうこともあります。JPホームの場合は継ぎ目のない完全な一体構造の6面体ですから、屋根だけが吹き飛ばされたりすることはありません。鉄筋コンクリート住宅のJPホームでは、天災に勝る強靱な建物を建てることが出来ます。
風速の目安
震度 内容
風速10m 傘をさしていると壊れる。
風速15m 看板やトタン板が飛びはじめる。
風速20m 子供が歩けなくなり、大人も身体を傾けてやっと歩くことができる。
風速25m 煙突や屋根瓦が飛び、テレビアンテナが倒れる。
風速30m 雨戸がはずれ、しっかりしない家は倒れる。
風速40m 小石が飛び、列車も倒れる。倒れる家が多くなり、木は根こそぎになって倒れる。

世代を越えて住み継ぐJPホームの「百年住宅」

都市の建築物や特別に安全性が重視される公共建物は、そのほとんどが鉄筋コンクリート造です。多くのかけがえのない生命や資産を守るため、堅牢で卓越した性能が求められるからでしょう。 鉄筋コンクリートは、セメント・水・骨材(砂、砂利)、混和剤(AE剤(※1)、AE減水剤)で構成されたコンクリートと、異形鉄筋を材料としています。まず、現場で鉄筋を組み型枠をはめ込み、そこにコンクリートを流し込んでいく工法で、現場で打設・養生していくため「場所打ち鉄筋コンクリート」と云われています。JPホ-ムでは、コンクリートを製造する生コンプラントの指定から、投設・養生段階まで工程毎にキメ細かな検査・管理を実施。 社会問題ともなっている水増しコンクリートなどは、当社の企業理念から最も離れた地平にあるコンクリートです。 ※1AE剤・AE減水剤:AE剤はコンクリート中に無数の微細気泡を連行し、1)ワーカビリティの改良、2)単位水量の減少、3)コンクリートの耐凍結融解性や中性化への抵抗性を増し、耐久性を向上させるなどの効果を持つ。AE減水剤は、減少させる単位水量がAE剤より大きく、強度、耐久性、水密性を増加する。 鉄筋コンクリート住宅のJPホ-ムの構造体耐久年数は、JASS5に基づいて算出すると約130年。法定耐用年数で見ても47年と、最も長い年数に指定されています。木造のイニシャルコストは安価ですが、耐用年数は22年しか認められていません。鉄筋コンクリート造は47年ですから、同年数を住み続けるためには木造は2.1棟必要になります。しかも基本性能がすぐれているためメンテナンスも少なくて済みます。世代に渡って住み続けることが出来るのはもちろん、ライフサイクル・コストの面から考えても最も経済的な住宅であるといえます。このことから鉄筋コンクリート住宅の耐久性の高さをおわかり頂けると思います。

鉄筋コンクリートは、高性能な耐火構造

住宅に使用される木材は260℃で発火点に達し、鉄骨は540℃で変形を始め、900℃で崩壊するといわれています。しかし、鉄筋コンクリートは2時間を経過しても燃えることがなく、有毒ガスも発生しません。 外部で火災が発生した場合、屋外の外壁温度は1000℃近くにまで上昇します。その場合、木材や鉄骨は燃焼によって強度が低下し、容易に崩壊していくことになります。 建物全体が耐火材料である鉄筋コンクリート造のJPホームの住まいは、2時間火災にさらされ、壁や床の表面温度が1000℃になっても、強度が低下して崩壊することはありません
一件当たりの焼損額と焼損床面積
鉄筋コンクリート住宅以外では、壁内に空気層を持っており、内部の火は壁内を通って天井から他の部屋へと燃え広がり、いわゆるファイアードラゴンという現象を起こすことになります。 そのため、多くの住宅では火の通り道に当たる箇所には、ストップ・ファイアー材を施す事になります。JPホ-ムの場合はそうした表面だけの防火対策を施す必要が無く、耐火構造の基準に定められる1時間をしのぐ、 2時間の耐火構造ですから、万一火災が発生しても隣室・隣家への延焼・類焼を防止し、室外に逃れる時間を確保できる余裕の耐火性能で、かけがえのない生命を守ります。
消防白書の報告でも、鉄筋コンクリート造(耐火構造)の火災では、1件あたりの焼損面積、焼損額ともに極端に少ないことがわかります。 燃えにくい鉄筋コンクリートは、万一火災が発生しても、他構造に比較して最小限の被害でおさまるわけです。木造の約1/7という焼損面積は、たとえば80㎡の木造建築の85%が焼損した火災では、 鉄筋コンクリート造ならば約12%と、6畳の部屋を1部屋焼損した程度の被害で済む計算になります。鉄筋コンクリートがいかにすぐれた耐火性能を備えているかが、公的なデータからも証明されているのです。
火元建物の構造別損害状況
損害額と燃焼床面積の構造別比較

騒音の交差点が深夜の住宅街の静けさに

日常の暮らしの中では、さまざまな騒音が発生しています。外部の車の音、2階の人が歩く音やテレビの音、隣のピアノの音・・・それが原因で近隣や2世帯間での不和などをもたらしかねません。こうした騒音をカットし、快適な空間を確保するためには、建物自体の遮音性能と、サッシなど開口部への十分な遮音への配慮が欠かせません。音は、単一材料なら単位面積当たりの比重が大きい材料ほど遮音性が高いという性質があります。木造や鉄骨造の壁材と比較して、比重が重い鉄筋コンクリートはそれだけで遮音性にすぐれた材料といえます。 また音は、隙間や継ぎ目から伝わる性質があります。鉄筋コンクリート住宅のJPホ-ムは継ぎ目のない一体構造ですから、室内の生活音を外や上下階に漏らさず、室外・屋外の騒音を入れない高い遮音性を実現しているのです。 通常遮音性は、日本建築学会が定めるD値、L値という指標で表されます。D値は、音がどれだけ透過しにくいかを示す遮音等級で、値の大きいほど遮音性能が高いことを示しています。一方L値は、2階の衝撃音などが階下でどれだけの音として聞こえるかを示す遮音等級で、値の小さいほど遮音性能が高いことを示しています。鉄筋コンクリート造は、D値・L値とも優れた数値を誇っていることが下記の表からもおわかりいただけることと思います。また住宅では、開口部などからも音が漏れるためバランスのとれたトータルな遮音計画が欠かせません。鉄筋コンクリート住宅のJPホ-ムでは、遮音性にすぐれたエアタイトサッシなど遮音仕様の住設などをご用意。場所打ち鉄筋コンクリートのすぐれた遮音性に加えて、住宅の遮音をトータルにご提案・実現しています。
D値 ※音の透過を示します。値が大きいほど遮音性能が優れています。
  D-50 D-45 D-40 D-35 D-25
ピアノなどの
大きい音
小さく
聞こえる
かなり
聞こえる
曲がはっきり
わかる
よく聞こえる うるさい
テレビ・会話
などの音
通常では
聞こえない
ほとんど
聞こえない
小さく
聞こえる
かなり
聞こえる
はっきり
聞こえる
  ▲JPホーム   ▲プレハブ造   ▲木造
L値 ※上階の音が階下でどの程度聞こえるか示します。値が小さいほど遮音性能が優れています。
  L-60 L-65 L-70 L-75
走り回り・
足音など
やや気になる よく聞こえ
気になる
大変よく聞こえ
うるさい
大変うるさい
  ▲JPホーム ▲プレハブ造   ▲木造

※上記の数値は、実験結果に基づくものです。実際に施工された住まいでの数値は、開口部の大きさや外部環境により変動する場合があります。

高い気密・断熱を実現する

冬暖かく夏涼しい快適な室温を実現するには、断熱性能が重要になってきます。
鉄筋コンクリートの住まいは、もともと隙間ができにくいので非常に気密性が高い工法です。
JPホームは、隙間や継ぎ目のない気密性の高い完全なコンクリートの一体構造に、断熱材であるウレタンフォームを室内側の構造体に吹き付ける内断熱を採用しています。この断熱工法は、隙間なく充分な厚さで構造体に吹き付けることにより、構造体と断熱材の隙間やズレが生じることがありませんので高い断熱性を発揮します。
もちろん、熱の逃げやすい開口部には、高断熱サッシや複層ガラスなどの併用で、高い気密性、断熱性を実現しています。
鉄筋コンクリート住宅のJPホームは、現場吹き付けウレタンフォームという最も熱伝導率の低い断熱材料を採用することですぐれた断熱性を実現。
ウレタンフォームは、通常のどの断熱材よりも熱伝導率が低く、現場で吹き付けるため隙間のない断熱が可能です。「断熱材は厚さを競うのでなく、その性能と施工方法が問題」にされます。
発泡スチロールやポリスチレンフォームのような比較的に厚みのある板状の断熱材は、年月の経過とともに片寄りやズレが生じたり、カットの仕方で隙間ができ、断熱性の低下はもとより耐久性をも損なうことになります。 JPホームの現場吹き付けウレタンフォームは直接吹き付ける施工法ですから、外壁との間に空気層がなく壁体内結露が起こりにくいのが特長です。
断熱効果と断熱材の厚み
ウレタンフォーム(吹き付け)35mmは、ポリスチレンフォーム(板状)45mm、グラスウール(板状)50mmに相当する断熱性能を持っています。
※同一の断熱効果を得るために、熱伝導率の差に基づく、各断熱材の厚みを算出比較。
※上記の厚さはウインブルの場合となります。商品により、断熱材の厚さは異なります。

省エネ

鉄筋コンクリート住宅のJPホームの「24時間換気システム」は、排気の際に汚れた空気と一緒に捨てていた熱を給気時に回収して室内に戻す熱交換方式の気調システムを採用。 換気による熱ロスと急激な温度の変化の少ない省エネと快適性を追求したシステムです。リビング、寝室から押入れまですみずみの換気を促すことができます。 また、空気を吸気する際、吸気部には空気清浄フィルターを搭載していますから、花粉や塵などを除去してきれいな空気だけを取り入れています。 しかも、カビやダニは湿気の滞留や結露によって発生することが報告されていますが、 「24時間換気システム」では押入れや納戸など住まいのすみずみまで換気するため、湿気・結露を防止しカビ・ダニの発生を抑制できます。
※健康換気システムは、オプション仕様となる場合があります
環境性
地球規模で環境への配慮が叫ばれています。省エネの実現がひいては地球温暖化の防止につながるように、住宅が環境のためにできることは少なくありません。鉄筋コンクリート住宅のJPホームの母体となる高松建設は早くから環境への配慮に着手し、その最たるものが、鉄筋コンクリートです。ひとつの住宅を末長く利用できる鉄筋コンクリート住宅のJPホームの100年住宅は、それ自体が限りある資源の有効利用です。 木材のように防腐剤を必要としない鉄筋コンクリートは、環境汚染の削減に貢献すると共に、解体後は粉砕して建設資材に再利用できるリサイクル材料です。しかも、鉄筋コンクリート住宅はもともとが木質合板使用量の少ない工法で熱帯雨林保護にも貢献しており、一体構造のTFB基礎は床下を出現させないため、防蟻剤を塗布する必要がなく、土壌汚染を防止するとともに残土処理を大幅に低減しています。 さらに高松建設の技術研究室では、リサイクルを目的とした型枠材料の開発や、物流、施工、解体など考えうるあらゆるシーンでの環境配慮の研究に取り組んでいます。
安全性
お年寄りや体の不自由な方にとってのさまざまなバリアを住まいの中から排除した空間は、健常者にとっても快適な空間です。JPホームでは「気配り配慮」を指針に、高齢者疑似体験機器による膨大な実験データに基づき「加齢配慮設計」を展開しています。それらは、緩勾配階段、I・L型手すりなどとして結びついています。鉄筋コンクリート住宅のJPホームの基本は完全自由設計ですから、エレベータや階段昇降機、モジュール制約のないゆとりの安全空間など・・・思いのままに実現できます。また住宅設備機器の選定にあたっては、ハンドル式レバー、足元灯、オートセンサー照明、いきなり熱湯の出ない全自動給湯器など先進の設備をご用意し、性能・コスト面で吟味を尽くした設備の導入を積極的に実施しています。